ワインと同じ様に紹興酒も古酒は底にオリが溜まっていますので、瓶の蓋を除いてから暫くおちつかせなければ濁った酒を飲むことになります。 酸化させない様にと開けてから直に全量小分けしたのですが、上から静かにすくっていくようにしなかった為透明度の無い状態になってしまいました。濁っていたのです。この酒は外れかな!待てよ、古酒は中身が揺れる様な環境にあってからは数日以上置いてから飲むべしとのワインの解説書を思い出し、濁りのひどかった底のグラス一杯分を一日置いて見ればオリがグラスの底に溜まって上の方は澄んできているではないですか!期待したとおりこの15年物は色も味も満足出来る物でした。