まずサイズ感。
私は手が小さい方(目一杯広げた親指の先から小指の先まで20cm弱)だと思いますが、それでもかなりピタッとした装着感なのは驚きました。手が大きい人だと素直に「キツい」と感じるのではないかと思います。また、最初は親指部分が私にはちょっと長いかな?と思いましたが、一回使ったら気にならなくなりました。馴染みは早いと思います。
そして色味。
商品写真だと「真っ赤」という感じですが、実物は「ワイン」と表現してもいい色だと思います。大人っぽくて渋めの赤で、個人的にはより好みの色合いです。嬉しい誤算でした。
最後に使用感。
今まで使っていたペラペラ革の安物グローブよりやや厚めの革なので、操作感が悪くならないか少し心配でしたが、全くの杞憂でした。ステアリングやシフトノブが一回り太くなったような感覚で、クルマ自体がシッカリしたように感じられます(ナルディの細身のステアリングにはベストマッチだと思います)。掌から伝わってくる感覚も、雑味だけを吸収してインフォメーション自体はむしろクリアに伝えてくれるイメージです。靴などにも言えることですが、ただ薄ければ操作しやすいかというと必ずしもそうではないところがこの手のギアの面白いところですね。最初に感じたピッタリ感、突っ張り感も、小一時間使っただけで気にならなくなりました。これからもどんどん馴染みが進んでいくと思うのでとても楽しみです。日々のドライブの中に、グローブ自体の馴染みや変化という彩りや楽しみを与えてくれますね。
総じて、運転を更に楽しくしてくれる、運転が好きな人には大変オススメのアイテムだと思います。